「大企業のESG経営への取り組みに関する意識調査」の結果について

「大企業のESG経営への取り組みに関する意識調査」の結果について

 今回は、大手企業におけるESG経営の実態、そして取引先等に対する意識について調査をいたしました。
 現在ESG経営を行っている企業の方やESGをこれから推進することを検討している企業様の参考になりますと幸いです。


■調査概要
調査名称:大企業のESG経営への取り組みに関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2024年7月11日〜同年7月12日
有効回答:大企業(従業員数1,000名以上)の経営者・役員102名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。


■サマリー

 
今回は、大企業(従業員数1,000名以上)の経営者・役員102名を対象に、大企業のESG経営への取り組みに関する実態調査を実施しました。
 まず、52.0%の企業が、ESG経営に取り組み、その方針や指標を公開しています。さらに、ESG経営をサプライチェーン全体で推進する理由として、「サプライチェーン全体のCO2排出量削減」(43.1%)や「サプライチェーン全体の環境負荷を低減し、持続可能性を向上させるため」(40.2%)が上位となりました。一方で、ESG経営推進に伴う取引先への負荷については、約7割が、「影響がある」と回答しています。そこで、ESG経営を推進するための取引先や中小企業に対する必要な対応やサポートを伺うと、「元請けとしての明確な意思表示」(46.1%)や「セミナー・研修会の開催」(46.1%)が共に最多となりました。また、取引先からのESG経営報告を定期的に受けている企業は28.4%に留まり、結果53.9%の企業がESG経営への意識や、ESGの取り組みが不足している企業とは「取引をためらう」と回答しています。最後に、ESG経営の進捗共有について、30.4%が、「定期的なミーティングや報告会を実施している」と回答しています。

今回の調査では、大企業の経営者や役員がESG経営に高い関心を持っていることが明らかになりました。環境問題や社会的責任がますます重視される中、企業は持続可能な社会の実現に向けたESG経営の推進が求められています。中小企業において、ESG経営を推進することは、選ばれる企業となるために重要な手段となることでしょう。

■詳しい調査内容は、PR TIMESでご覧になれます。
URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000088293.html